1953-11-06 第17回国会 参議院 本会議 第5号
ドイツ、特に西独の隆々たる復興振りは世界の驚異になつております。恐らく、世界の人、特に日本の方は、お帰りになると必ず、ドイツにストライキの起らない理由は……。ストライキが起らないからドイツ経済は発展した。又学者も政治家も、皆それを新聞に書いておる。或いは新聞に発表する。或いはいろいろの席でお話になる。併し、なぜストライキが起らないのでしようか。
ドイツ、特に西独の隆々たる復興振りは世界の驚異になつております。恐らく、世界の人、特に日本の方は、お帰りになると必ず、ドイツにストライキの起らない理由は……。ストライキが起らないからドイツ経済は発展した。又学者も政治家も、皆それを新聞に書いておる。或いは新聞に発表する。或いはいろいろの席でお話になる。併し、なぜストライキが起らないのでしようか。
然るに、戦災による産業諸施設の破壊、金融の逼迫等は、これら産業の復興を阻みまして、曾つて奄美群島総移出額の五六%を占め、年平均二十八万反を生産しておりました大島紬は、今日は生産額におきまして約四万反、一四%の復興振りに過ぎません。
現に一昨年の十二月でしたか、大島の北部七島が返還されて、あそこに鹿児島、勿論政府の補助金によつて鹿児島県が学校を建てた、この学校の復興振りというものが非常に大島並びに沖縄に深刻な反響を呼んだ、併しできるだけこれはその影響力を阻止しようとする一部の動きがあつたことも事実です。
我が国水産業は今次大戦によりまして甚だしい打撃を受けたのでございますが、漁場の制約等、悪条件にもかかわりませず、戦後日覚しい復興振りを示し、今や漁獲高におきましては年十億貫を超えて、ほぼ戦前の水準に達しており、漁船の勢力におきましても戦前を凌ぐ状況にあるのであります。
つまり国民大衆と無関係の面では、荒廃どころか驚くほどの復興振りであります。この復興は何によつてもたらされたかと言いますと、言うまでもなく国鉄労働者諸君のものすごい労働強化によつてもたらされているのであります。業務上の死傷病者数は戦前の三倍にも達しているというこの事実によつても、このことは明らかに証明されるのであります。確かに国鉄は政府当局の言うように荒廃している。
○水橋藤作君 大臣も認められるように、やはり日本の電話の復興振りが遅い、遅れているのは、かかつて資金面にあるというふうにお認めになつておられると思うのですが、今の政府の考え方はこれはまあここで申上げてもいたしかたありませんが、再軍備とか、或いはそういう方面の資金ならば、ちよつとした会社にでも融通するのであつて、こういう公益性のあるものにもう少し重点を置かなければ日本の平和的文化的の国家の建設がむずかしいというふうに
と申しますのは欧洲からの帰朝者の民間の人も、実業家もいろいろな人の話を聞きますと、日本は復興したというけれども、西独の復興振りは絶大なるものがある。これは比較にならない。なぜかというと、ドイツに対する列国の援助というものは非常なものである。日本に対する援助でも相当なものであるけれども、更に大きなものがある。
世界各国は日本の経済の復興振りに相当信頼をしておるのであります。我々八千数百万の国民が一致協力復興に向えば私はこの難局を切り抜け得ると思います。安易に勿論考えてはいません。今まで以上の努力がやはり必要であると考えるのであります。従いまして私が財政演説で申上げましたように、日本の今後の問題を処理して行くことを考えまして、大体私は八千億円台でやつて行けるのではないか。又やつて行きたい。
成るほど終戰直後のあの混乱状態から見ますれば、極めて顯著な復興振りを見せておるのでありますが、戰前に比べますとまだまだ、不充分で、もつともつと、よくしなければならないと痛感しているのであります。殊に経理の面におきましては更に工夫、改善を要することも少くないと思うのであります。
然らば貨物輸送増強策如何ということになりまするが、我が国国有鉄道は近来著しき、皆さん御承知の通りに、復興振りを見せておるのでありまするが、まだ線路その他の施設等の増設とか、改良とか、不十分な点が多多あるのでありますが、差当りこの目前に開陳されましたところの、この難関を突破するということが最も大事なことであるのであります。
○水橋藤作君 官房長官に御足労を煩わして二、三御質問したいのですが、通信事業の復興のために当院では第五回の国会で通信事業復興促進を決議し、なお又第九回には電話事業の緊急復興を決議したのは御存じの通りでありまするが、その後その電話電信の復興振りは後ほど例を挙げて申上げまするが、地方へ行きますと、その呼び声が非常に……我々は陳情、請願責めに会つておるような状態でありまして、この政府の通信事業に対しての関心
それにも拘わらず、即ち自己資金によりますところの、これを一面から申せば低賃金によりますところの捻出による戰災復興によりまして、今やその復興振りも他の産業に対して決して劣つておらない。少くとも国鉄の回復の遅いために、日本の産業復興を妨げられておるという面は、これは殆んどないと申しましてもよろしいかと思うのであります。
併し幸いにも大阪は商工業を中心といたしまする比較的代表的近代経済都市でありまして而も戦災の復興と件つて、民間の社会事業におきましても目覚ましい復興振りを示しておりますのみならず、各宗教団体におきますそれぞれの特色である社会事業が、自由活溌にその美しい競争を見せている地方でありまして、比較視察するためには最も好都合の地方であるというので、ここでは主といたしまして各宗教社会事業の施設につきまして査察することといたしました
これに反して全國の中小都市に至りますると、一万戸以上燒けた中小都市におきましては、非常な復興振りを見ておるのでありまして、宇都宮といい、又長岡といい、又富山市といい、その他の都市におきましては、よく行つておるところは六〇・八戸惡い所でも三九・四戸となつておるのであります。その一万戸未満の都市にいたりますると、もつと成績がよいのでありまして、沼津のごときは八〇戸以上になつております。